2011年3月6日日曜日

Cubase64bitと32bitの負荷の違いについて

SSDの新型がこれから続々と登場しますね。
すでに登場したIntel 510シリーズ、
3月登場とされているCrucial C400シリーズ、
そして4月中旬発表のIntel 320シリーズ。


僕的にはC400256GB、512GB、
Intel 320300GB,600GBがいくらなのかが
気になりますね。


音源のライブラリーに使用するので、
容量もそこそこ必要になります。
となると、速さとの兼ね合いでC400にする可能性が高いですかね。
あと在庫処分でC300256GBが安ければ、それもありですね。


さて、本題ですが、Cubase5.5.264bitと32bitでの負荷の違い、
以前のブログでも書きましたが、今回はスクリーションショットも載せて
簡単に書いてみたいと思います。


現在作っている曲のTD前の状態で計測しています。


あと64bitは32bitで作っていたプロジェクトファイルを開いただけなので、
64bit用に最適化されているわけではありません。
といっても普通に開けば、64bit対応プラグインはそれに置き換わり、
32bitしかないものはVST Bridgeや予め仕込んでおいたjBridge版が起動します。


計測時点で64bit非対応プラグインとしては、
UAD-210個、Wavesが5個、IKのAmplitube32個、CSRとかT-RackS33個、
Flux:: EpureIIが2個が立ち上がっています。


ソフトシンセはまだ書き出してはいません。


VSTiのラックには16個ほど。
VEProも使っていて、そこに複数起動させたりもしているので、
実際には20数個立ち上がっていると思います。
※全部使っているわけではありません。


負荷の差として出てくるのは、主にVST BridgeやjBridgeを介したものとなります。

CPUはCore i7 980X(オーバークロックはなし)
バッファーは96サンプルにしています。
オーディオI/FはFireface800です。


まずは32bit版。












次は64bit版。


再生はノイズだらけで正常には使用できません。


ちなみにバッファーを128に上げてやると、










これだと正常に再生されました。


UAD-2なんかは本来負荷はほとんどないんですが、
jBridge介すると、やっぱり負荷が増えてしまいます。
ただ1個目はぐんと増えますが、2個目からは微増といったところです。


このようにバッファー大きめでも構わないって人だと
64bitも行けるかもしれないです。


大きめといっても56年前だと128で再生できれば
十分低レイテンシーといえたでしょうしね。


ただ、より低レイテンシーで安定して使いたい人には
32bitがよいかと思います。
もちろんWavesやUADなど、
64bit非対応プラグインは一切使わないという人は
積極的に64bitで行かれるとよいでしょう。



僕の場合はWaves、UAD-2、できればIKも。
これらが64bit対応してくれるまでは、
32bit+VEProで行こうと思っております。

メーカーさん、早く対応させて下さい!