2011年1月15日土曜日

Windows7 64bitでのCubase環境構築

このたびブログを始めることにしました。
音楽制作や機材のことがメインになると思いますが、
時には全く関係ない日常の雑多な話題も書いていくかもしれません。

さて、その最初の話題として何がいいかなと思ったのですが、
最近コンピュータ周りを一新しましたので、それについて書いてみたいと思います。

僕のDAW遍歴は追々書くかもしれませんが、
とりあえずここ3年はMacでCubaseを使用していました。

その前はWindowsXPでCubase、NUENDOだったのですが、
32bitOSでのメモリー制限は大容量サンプルの音源を使うには大変厳しかったため、
MacProにすることで少しでもメモリー問題を解消しいと思ったわけです。

ただ、MacOSでのCubaseはWindowsから比べるとデメリットもありました。
それは低レイテンシーでのパフォーマンスです。
Cubase5.5.2とSnowLeopardの組み合わせでは幾分向上してはいるものの、
まだまだWindowsには及びません。

そこで今回コンピュータを新しくするに当たって、どうしようかと検討した結果、
Windows7 64bit環境はかなり安定したものであること、
そして以前ネックになっていたメモリー問題も64bitOSで解消していること等から、
Windows7 64bitでCubase環境を構築するに至ったわけです。

構成としては
OS:Windpws7 64bit Professional
CPU:Core i7 980X
メモリー:DDR3/1333MHz 24GB
ビデオカード:RADEON HD5450 1GB
オーディオI/F:Fireface800
DSP:UAD-2 Quad、PowerCoreX8
ディスク:システム用Intel X25-M SSD 120GB
     あと音ネタやデータ用に7200rpmのHDD 2TB×21.5TB×1

といった感じです。
ディスク搭載スペースはまだいくつかあるし、eSATAで外付けもできるので、
今後どんどん音ネタをSSDにしていきたいと思っています。
250GBが5万円、120GBなら2万円ほどで買えるので、
まずはとりわけ重いもの(Trilianとか)から順に移していきたいですね。

さて、Cubase、64bit版と32bit版、どちらにするかですが、
結論をいいますと、当面は32bit版+VEPro64bitという組み合わせで
行くことにしました。

VST BridgeやjBridgeを使うことで
64bit版でも制作は可能だと思いますが、
やはりBridgeを介すると負荷が増えてしまいます。

もちろんCore i7-980Xのパワーを以てすれば、
十分処理はできますけれど、
使用するプラグインがすべてネイティブ対応している場合に比べると
負荷が平均して10%ほど大きくなってしまいます。
これは使うソフトシンセなどによって変わりますが、
大きいものですと倍以上のものもあります。

現在制作中のある曲では、バッファー6432bitだと4550%でメータが安定した感じなのが、
64bitですと、7085%辺りで結構揺れている感じになります。
レッドランプも時折点灯します。しかし、大したものでノイズにはなりません。

いまネックになっているのは、Waves,UAD,PowerCore,IK Multimediaですね。
それからBFD2も。

おっと、気づいたら結構長文になってしまいました。
とりあえず今回はここまでにしたいと思います。

次回は64bit環境をしばらくお預けするに至った理由を書いてみたいと思います。
どのソフトシンセはBridge経由だとよくクラッシュするとか、
検証した結果を公開したいと思いますので、
これからWin7 64bit環境を構築する人の参考になればと思います。

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