2011年4月7日木曜日

Cubase6バージョンアップ

少し遅れましたが、Cubase6にバージョンアップしました。
A5サイズのコンパクトなパッケージ。製本マニュアルはクイックスタートのみ。













まだほとんど試していない状態ですので、詳細は書けませんが、
バージョンアップのメリットとしてはCPU負荷が下がること、視認性がよくなること。
少なくともこの2点は挙げられると思います。
今回はCubase5.5.3がすでに入っているところへ
Cubase6もインストールするというシチュエーションになっております。

これまで同様バージョン違いは同じOS内に同居可能です。
ただし、Cubase5が入っている場合、Cubase6の初期設定ファイルが
正しく作成されないことがあります。
その場合はCubase5の初期設定フォルダを別に場所に移動させておいて、
Cubase6を起動し、6の初期設定フォルダが作成されたのち、
Cubase5の初期設定フォルダを元の場所に戻せばよいでしょう。
初期設定ファイルの場所はWindows7では次の場所です。

C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Steinberg

この中の「Cubase5」「Cubase5_64」フォルダを別の場所に移動させておきましょう。
ただ、この場合Cubase5からの設定が自動では引き継がれませんので、
ショートカットなど各種設定でCubase5のものを引き継ぎたい場合は
面倒かもしれませんが、「Cubase5」フォルダから「Cubase6」フォルダへ
コピーしましょう。
フォルダの構造は基本的に同じですので、同じ場所にコピーすればOKです。
どの設定がどのフォルダ、ファイルなのかはマニュアル等でご確認下さい。

さて、今回はとりあえずCubase6の負荷についてだけ簡単にまとめておきます。
Cubase5.5.3で作成していたプロジェクトファイルを
単純にCubase6で開いてVSTパフォーマンスのメーター値を比較します。
VSTiは20個ほど、エフェクトはUADやWavesなどを多用、
その他マスタリング系の重めのものも使用しています。


Cubase5.5.3(32bit)、バッファー64サンプル







Cubase6.0.0(32bit)、バッファー64サンプル







厳密ではありませんが、大体同じ秒数のところで撮っていますから、
負荷の違いが分かります。劇的な差とはいえないですけれどね。
実際に走らせている感覚では軽いというのがもっと分かると思います。

ちなみに同じファイルを64bit版で読み込んで測定したのは次の通りです。
Cubase5.5.3(64bit)、バッファー128サンプル






Cubase6.0.0(64bit)、バッファー128サンプル






こちらはほぼ同じくらいですが、実際に走らせている感覚では
Cubase6の方が少し軽いと感じます。
ただ、前からも書いている通り、64bit非対応のプラグインがVST BridgeやjBridgeで
動いておりますので、その分5と6での差が出ていないといえそうです。
ちなみに32bitと同じバッファー64では再生できませんでした。
(レッドランプ点灯、バリバリノイズが入ります)
そのため128にしています。
おそらくすべて64bitネイティブのプラグインで作ったとしたら、
5と6の差は32bit版と同等の差が出るのではないかと思います。

とりあえず今回はこんなところで。
Cubaseネタばかりが続いているので、次回は他のプラグインについて書いてみたいと思います。

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