2011年4月21日木曜日

Micron Real SSD C400 512GBを導入

先日IKのAmplitube3.5が出ましたね。
ついに64bit対応ですよ!
ま、これだけではCubase64bit版への移行のきっかけにはならないのですが、
今後T-RackSやARCなど、全製品の64bit対応に期待が膨らみます。

さて、今日の本題ですが、
最近Micron Real SSD C400の512GBを買いました。
現時点では決して安いとはいえないのですが、
考えていたC300 256GBが思ったほど値段が下がらず、
たまたまC400 512GBが特価で出ていて、
それがC300 256GBの倍くらいだったので、
2台買うと2ポート使うけれど、これだと1ポートで済むではないかと前向きに考え、
先行投資ってことで買うことにしました。
画像はネットの拾い物です。写真撮る前に組み込んでしまったので。















C400といえば、最大リードが415MB/s。
現在使っているIntel X25Mが270MB/sくらいですから、
かなりの速度向上を期待していました。

しかし、ソフトシンセのライブラリー読み込みに関していうと、
モノによってはほとんど変わらないこともあります。
例えばSpectrasonicsのTrilianがそうです。
IntelのSSDの1.5倍くらいにはなるんではないかと
期待していたんですが、これはほぼ変わらず。
ひょっとしたら僕のところだけってこともあるので、
断定的なことは言えませんが、
その点では期待外れではありました。

ただ、512GB(フォーマット後は476GB)あると、
かなりのライブラリーをSSDに移すことができたので、
とても快適であることは確かです。

おそらく速度向上を図るにはRAIDを組むことでしょうね。
それでもTrilianの重いパッチを瞬時にロードというのは無理でしょうね。
数秒縮めることはできるとは思いますが、
別にロード時間を競う競技をしているわけでもないので、
いまのところ、RAIDは考えていません。
ノーマルでも十分に快適ですから、そこはRAIDを組むよりも、
容量を増やして、できる限り多くの音源をSSDに移すことに
重きを置きたいと思います。
それが結果として大きな効率化、快適さに繋がりますからね。

例えばQL Pianosっていう素晴らしいピアノ音源があるんですが、
普段は重くて使っていません。
僕の場合はIVORY2がメインです。
でも3つのマイクによる響きは絶品でここぞという時は使います。
ただ、ロード時間が半端ではないのです。

7200rpmのHDDの時はSteinwayの1マイクを読むだけで2分以上掛かりました。
しかし、C400に入れると、これが20秒で読んでくれます。
全部入れると260GBを使ってしまうので、とりあえずいまはSteinway全部と
Bosen&YamahaはPlayerポジションのマイクのみSSDに移しました。
残りはHDD。
使用頻度低いものがまだ十分とは言えない容量のSSDの大半を占めるのは
効果的ではないですので、いまはこれで満足したいと思います。

あと今回内蔵3.5インチベイに取り付けるマウンターが届くのに時間差があったので、
その間eSATA接続の裸族の二世帯住宅2.5に入れて
データを仕込んだり、試用したりしておりました。

eSATAといえば、2月5日のブログで、これではSSDのメリットを活かせない、
7200rpmのHDDでもそれくらいのベンチマークは出るぞ、
というようなことを書き、却下したわけですが、改めて使ってみて、
そんなに悪くない、というか、結構快適だと感じました。
あの時はベンチマークだけを見て、これは駄目だなと思い、
実際の使用感を試すことはしなかったのですが、
ベンチマークだけでは分からないものです。

もちろんSSDの性能をフルには活かせません。
例えばHDDだと40秒近く掛かるTrilianのパッチ。
これが内蔵ポートに付けたSSDでは10数秒ですが、
eSATAだと20秒ちょい。倍くらい掛かってしまいます。
ただ、ランダムアクセスに優れたSSDは
eSATAでもHDDでは味わえない快適さがあります。
軽いパッチだと内蔵ポートとeSATAはほとんど変わりませんでした。

この結果を受けて、もし内蔵ポートに空きがないなら、
eSATAを使うのもありだなと、認識を新たにしました。

ほんとは今日のブログで、SSD導入の際に是非設定しておきたい
LPMの無効化について書こうかと思っていたんですが、
長くなったので、次回に回します。

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